用語つーか将棋独特の言い回しなど。 (投了の)形作り † 完全に勝敗が決まった局面から、一手違い、つまりあと一手で攻めきれずに負けた、という形にして投了すること。 壁 (壁駒) †玉の行き先にいて邪魔になっている駒。最も一般的なのは8八に銀がいて矢倉に入場できない「壁銀」。 顔面受け †玉で守り駒に紐を付けるなど、玉が受けに参加すること。 キズ †駒組みの問題点。陣形の隙がある箇所を指す。傷のことだがカタカナで書かれることが多い。 じっと †すぐ目につく手、相手に応じる手を指さず、一見地味な、布石となるような手を指す様子。「じっと▲6六歩が好手」のように使う。 しびれる †厳しい攻めに応手が見つからず身動きできないような状態。 Z(ゼット) † 絶対に詰まない形、のこと。 第一感 †局面を見て最初に思い浮かんだ手、の意。 手抜く †対応が必要な局面を敢えて放置して自分の手を進めること。 咎める †相手の疑問手や、強引すぎる攻めなどに対して、その隙を的確に突く手で対応すること。対局は会話である、という考え方に基づく表現と思われる。 トン死(頓死) †簡単に詰まされる局面を見逃して、あっけなく負けてしまうこと。明確な基準があるわけではないですが。 ねじり合い †説明が難しいが、お互い自分の指したい手を指すより「相手の指したい手を指させない」方針で手を進めることにより局面が複雑化していくような将棋。羽生が「ゆがんだ空間」と表現していた。 払う †攻めてきた駒を取ること。振り払う、払いのける、のニュアンスか。 パンツを脱ぐ †穴熊の桂馬を7筋(あるいは3筋)に跳ねること。なんでだ。 B面攻撃 †相手の攻めの中心となっている駒を攻撃目標にすること。なんでB面なのかは不明。 ピッタリ † ある手に対して明らかに最善の応手。「▲○○には△○○がピッタリ」などと言う。 |