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これだけは覚えとけ、という面々を厳選。いや、個人的な趣味も入ってます。
それぞれ日本将棋連盟公式のプロフィールページにリンクしているので、現在の段位や戦績はそちらを参照して下さい。

羽生善治(はぶ・よしはる、1970年生)

 言わずと知れた、将棋界最大のスター。史上空前のタイトル七冠独占達成以来、将棋を知らない人でも羽生だけは知ってる。
 棋風はまさにオールラウンドで、逆に“〇〇流”といったキャッチフレーズが定着しない理由でもある。ここぞという局面で飛び出す鬼手が「羽生マジック」と呼ばれるが、本人いわく「当たり前の手」を指しているつもりで、紛れ手で誤魔化しているかのような「マジック」という言葉もあまり気に入っていないようだ。
 意外なことに、まだ永世名人の資格を得ていない(4期)。このことは将棋界七不思議の一つと言われる。

佐藤康光(さとう・やすみつ、1970年生)

 羽生世代の一人。
 一般の知名度こそ羽生ほどではないものの、羽生に迫る最強の一角。
 “1秒間に1億と3手読む”、“緻密流”などのキャッチフレーズで知られる読みの深さに定評があるが、むしろ攻めの豪腕が持ち味ではないかと思う。
 また最近は数多くの新手を生み、「平成の升田幸三」などと呼ばれることも。

森内俊之(もりうち・としゆき、1970年生)

 羽生世代の一人。
 羽生とは小学生の頃からあちこちの大会で優勝を争うライバルだったそうな。
 地味ながら既に十八世の永世名人資格を獲得していて、現在も名人在位中。羽生に匹敵しうる実力の持ち主であることは間違いなく、その堅実な棋風も含め名人に相応しいキャラクターかもしれない。


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